開館時間:9:00 - 22:00 / 申請時間:9:00 - 21:00 / 休館日:火曜日(祝日の場合は翌平日休館)、12月29日〜1月3日

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ホール内の美術品

当ホール内に展示している美術作品をご紹介します。

BOCHI BOCHI YUKOKA / 流 政之

1階の中庭に展示しています。

ホール内の美術品

●流 政之(ながれ まさゆき)
1923年長崎県生まれ。幼少時代は東京で過ごす。父親は政治家で立命館大学創設者の中川小十郎。立命館大学法文学部中退。海軍飛行科予備学生(第14期)出身の零戦パイロットとして終戦を迎える。
戦後は日本全国を放浪。独学で彫刻を学び、1963年に渡米。1967年にはTIMEにより、日本を代表する文化人の一人として紹介された。1975年には、ニューヨーク世界貿易センターのシンボルとして約250トンの巨大彫刻『雲の砦』をつくり国際的評価を得る。香川県高松市郊外にアトリエを作り始め、ベトナム戦争を期に帰国。2018年7月7日95歳没。主な作品として「映画神像(※日本アカデミー賞トロフィー)」、「UMECHAN(※阪急三番街)」がある。

初舞台 / 富永 直樹

当館正面入り口に展示しています。

ホール内の美術品

●富永 直樹(とみなが なおき)
1913年長崎県生まれ。東京美術学校(現・東京芸術大学)彫刻科塑像部首席卒業。同研究科卒業。在学中の1936年に日展の前身、文展に「F子の首」にて初入選して以来、日展を主な舞台に活躍した。
代表作品として文部大臣賞を受賞した「平和の叫び」、「トーマス・ブレーク・グラバー之像」、「若きシーボルトの像(シーボルト記念館)」などがある。また、三洋電機に在籍しインダストリアルデザインの祖としても活躍し電話4号機の意匠を手がけたほか、日本初のカラー電話、家具調テレビ、ヒット商品となったプラスチックラジオSS-52(1952年三洋電機)などのデザイン産業界のデザイン的基盤形成にも貢献をなした。2006年没。

涼露品 / 川端 龍子

情報コーナー(2階)に展示しています。

ホール内の美術品

●川端 龍子(かわばた りゅうし)
川端龍子は1885(明治18)年、和歌山市に生まれ。大正時代から昭和40年代にかけて活躍した日本画家です。「繊細巧緻」な画風が主流であった昭和初期の日本画界にあって、展覧会という「会場」で、鑑賞者に訴える力を持つ「会場芸術主義」を提唱し、日本画の型を破る奇抜、豪放、大画面の超大作を次々と生み出しました。「龍子の前に龍子はなし、龍子の後に龍子はなし」と評され、近代日本画の異端者、在野の巨人と言われた。1996年没。

モンローチェア/磯崎 新

大ホール、小ホール ホワイエに展示しています。

ホール内の美術品

磯崎 新 (いそざき あらた)
1931年大分市生まれ。1954年東京大学工学部建築学科卒業。1963年磯崎新アトリエ設立。
代表作は、アートプラザ/旧大分県立大分図書館(大分県大分市)、つくばセンタービル(茨城県つくば市)、なら100年会館(奈良県奈良市)、サンジョルディ・スポーツ・パレス(スペイン バルセロナ)、ロサンゼルス現代美術館(アメリカ ロサンゼルス)、ティーム・ディズニー・ビルディング(アメリカ フロリダ)等。
2019年にプリツカー賞を受賞。建築の枠組みを超えて、アート、デザイン、思想等の多くの分野で活躍。
モンローチェア
世界的に活躍する建築家に授与されるプリツカー賞を受賞した磯崎新によってデザインされました。側面の曲線は、女優マリリン・モンローのボディラインを参考にしており、正面の直線的な姿は、19世紀の建築家チャールズ・レニー・マッキントッシュがデザインしたヒルハウスチェアをコラージュしています。

心の必然性 (2014年)/ 川崎 建二

情報コーナー(2階)に展示しています。

ホール内の美術品

●川崎 建二(かわさき けんじ)
1950年 大阪府生まれ、守口市在住。洋画家、市川加久一に師事。76年旺玄会展ホルベイン賞、77年牧野賞、78年新人賞、79・81・93・99佳作賞、2003年マツダ賞、05・09年船岡賞、11年損保ジャパン美術財団奨励賞。旺玄会委員、旺玄会審査員

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