第93回るみえーる亭
古典芸能の会　古典曲独楽

伏見龍水
古典曲独楽の伏見紫水に師事して26年。現在、関西では唯一の曲独楽師として貴重な存在。扇子の上で独楽を回すなど縁起の良い芸として、各種パーティー、イベントにも引っぱりだこ。天満天神繁昌亭にも常時出演し、落語の合間にいい味を出している。

～独楽について～
有史以前にどんぐりが落ちて回ったのを見た人が枝を心棒にして回してみた！という感じで、世界中で自然的に発生したと言われています。
日本では、江戸時代中期（300年前）に鉄の心棒が上から下に突き抜けた形の独楽が生まれました。鉄の心棒のお陰で非常に長く回り、様々な枝、扇子や刀の上で回したりする曲独楽が誕生しました。
手の上に乗せて技ができるのは、日本の独楽だけなのです。