予想される事業実施効果
今回の事業では、多様な教育機会をこども達に届ける仕組みを実現していくには、フリースクールの持つ居場所機能について構成要素を明確にすること、多様な学びの場に必要な予算が配分される仕組みを整理することが必要という仮説が生成されました。
この仮説に沿った活動をこども達、地域の方々と一緒に過ごす中で実践することで、フリースクールが地域で担える役割やこども達の多様性と主体性が発揮されやすい環境をつくるために寄与できることを見つけることができました。
仮説から得られた結果を基に、今後は多様な学びの場をつくるためには地域一体で連携することが必要であり、そのためにもどこにでも居場所がある、という感覚を抱ける地域をめざすことを、今後の方針として定めました。
仮説を生成するまでの調査や協議についてと、仮説に基づいた実践検証の取り組みについては、それぞれ2020年度、2021年度報告書としてまとめました。