南相馬市で湯浅誠東大特任教授の子ども支援講座を開催
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東京大学特任教授の湯浅誠さんを2年連続で福島県南相馬市へお招きし、子どもの放課後支援と地域との連携を考えるワークショップをトイボックス主催にて開催しました。
市内の放課後児童クラブ、放課後デイ、子ども食堂等の子ども支援関係者約60名、ならびにこの事業の実施にご尽力くださった田林信哉前副市長にもご参加いただきました。
湯浅誠さんからは、放課後の子どもの居場所が単なる預かりの場ではなく、貧困や虐待などを防ぐためのセーフティネットの役割も果たしている大切な育ちの場であり、支援者の社会的な役割も大きいというお話があり、地域とともにどう役割を担っていくかをワークショップの中で互いに確認しあいました。
トイボックス代表理事 白井 智子からは、子どもを育てる社会的環境が刻々と変わっていること、支援者としてもその変化に寄り添いつつ、より一層の連携をとる必要があることについてお話ししました。
ワークショップに参加された方々からの声をいただきました。
・実際に話し合ったり考えることで、自分にはないような考え方や見方に気づくことができた
・他の児童クラブの先生方と会って話し、意見交換をするいい機会になった
・湯浅先生の話を聞いて放課後児童支援に大切な視点に気づくことができた
・児童クラブだけでなく子ども食堂の方々との交流ができてよかった
これからも放課後の子どもたちの環境をよりよくする方策を考え続けていくことを確認する機会となりました。お忙しい中ご協力・ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
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