福島県南相馬市での活動

小規模保育所
原町にこにこ保育園

一歩ずつ未来へ! 笑顔が育つ保育園

原町にこにこ保育園とは

原町にこにこ保育園
福島県南相馬市原町区錦町1-125
原町にこにこ保育園

0〜2才児を対象とした認可小規模保育施設。一歩ずつ未来へ! 笑顔が育つ保育園を目指します。

原町にこにこ保育園 特設WEBサイトはこちら

子どももスタッフも、その親御さんも
安心して「笑顔」でいてほしいとの思いから、
「にこにこ保育園」と名付けました。

「0才」 ほたるぐみ、「1才」 あんずぐみ、「2才」 ももぐみ。クラス名は、南相馬と福島にゆかりのあるものばかりです。

定員10人の家庭的な小規模保育園

ここは家みたいですね

「ここは家みたいですね」。そんな声も漏れるほどです。保育園を初めて、福島で子育てをしようとする親御さんの覚悟を感じました。乳幼児に関しては、特に安心・安全・信頼が求められます。例えば、「水をどうするか?」というだけでも、ミネラルウォーターを買う、水道水で大丈夫など人によって考え方が違います。親御さんは、南相馬に住むと決めた時点で、それぞれが、それぞれに答えを出して生きている。見えない不安に対して、自分の子どもを守るために覚悟を決めて、生きていたのでした。にこにこ保育園は「保育士を育成していく保育所」としても、さらなる雇用を生みだす事で、地域の発展へと繋げていきたいと思っています。

ラーニングセンターに、にこにこ保育園…
ある時、南相馬のお母さんが、こんな言葉をかけてくれました。

ここがあるから
私たちもパニックにならずに生活できている。

あるお母さんは、震災後 泣き叫ぶ娘を見て、どうしていいかわからず、娘を叱っては、二人で泣く日々が続いていたそうです。
「親が子どもを抱きしめられなくなってしまった」それは、どんなに悲しく、どんなに辛い状態だったことでしょう…私たちが作った場所は、子ども達への居場所ですが、親御さんに対して安心感を与えられる場所でもありました。「子どもを支えるなら、大人を支えないといけない」ずっと取り組んできた その想いを、改めて再確認させられました。

進まぬ 震災復興

それでも、無情にも時は確実に進んでいきます。子ども達も大きく成長していきます。
計り知れない傷を負いながら、それでも前へ、未来へ進もうとする子どもたちとご家族を、この場所でずっと支え続けていきたいと考えています。

活動内容

基本理念 常に子どもの最善の利益を考え、子どもおよび保護者の意思および人格を尊重して、子どもの立場に立った保育の提供に努めます。
職員は、懇切丁寧を旨とし、保護者に対して保育を実施する上で必要な事項について、理解しやすいように説明を行うとともに、常に改善を図ります。
保育理念 一歩ずつ未来へ! 笑顔が育つ保育園
保育方針 一人一人の子どもをたいせつに育む
保育目標 一人一人の子どもに愛情をこめて関わります。子どもの思いに共感し、ていねいに関わりを持つことにより、主体性のめばえを支えます。
家庭との連携を大切にします。保護者が安心して子育て・仕事ができるよう、協力し合い、ともに育て合うことに努めます。
年齢ごとの発達に応じ、心身ともにすこやかな育ちが得られる保育環境を保ちます。
保育時間 月〜土 午前8時〜午後6時
※土曜日の保育については、保護者が仕事のため保育できない方のみとなります。お仕事がお休みの方は、できるだけ親子の触れ合いの時間をもちましょう。
保育園の休園 日曜日 祝祭日 年末年始
場所 福島県南相馬市原町区錦町1-125 Googleマップはこちら
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